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どんな本を出版するかはあなた次第です

最近、弊社でレシピやクラフト系といった生活実用書を作る機会が増えてきました。

その甲斐あってか、セミナーにもそういう本を出版したいという方が多いです。

で、必ず、お聞きするのが、今やっている先の展望は?

これは、私が独立するときにリクルートの先輩に言われたことなのですが、独立した先の道は次の3つしかないということです。

ひとつが、経験やノウハウなどを活かして、講師となる。
もうひとつが、スタッフを増やして、スケールメリットを活かし、社長となる。
最後のひとつが、自分を商品として、先生(大家)となる。

で、どこを目指すかによって、出すべき本が変わってくるんです。

もし、将来的に自宅サロンやカルチャースクールなどでお教室をやろうと思っているのなら、作り方がわかる本を出版するべきなんです。
テキストなどに使えますからね。

社長を目指すなら、そこでの成功ノウハウをビジネス書にして出版するとブランディングになりますし、自己啓発書を出版すると求人しやすくなったりします。

先生を目指すのなら、自分の魅力を伝えるためにスタイルブックや作品集などを出版して、ファンを増やすべきなんですね。

これを間違えてしまうと、とんでもないことになります。

例えば、先生を目指している人が、作り方で出版してしまうと、知れば誰でも作れてしまうということになって、作品が軽くなってしまいますよね。

出版は、出版すればいいということではなく、出版する目的と効果から出版すべき内容を考えるべきなんです。

もし、まだ目先のことで目一杯で、先のコトなんて考えられないというのであれば、まだ出版するべきではありませんよ~


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Posted by 出版実現コンサルタント@山田 at 12:00 │出版するために