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スムーズに出版できる人は…

何人もの著者さんを担当していると、いろいろな方がいらっしゃいます。

面白い企画を立てる人、立てられない人
いい原稿を書く人、書けない人
しっかり売る人、売らない人
など

工程によって、いろいろいらっしゃるのですが、総じてデキる著者さんというのがいらっしゃいます。

そういう著者さんには、共通したことをやっていました。

それは、“セミナー”です。

セミナー講師をしている人は、面白い企画を立てる方が多いです。
セミナー講師をしている人は、いい原稿をお書きになります。
セミナー講師をしている人は、しっかり売られます。

では、なぜ、セミナー講師をしている人は、そうなるのかということを私なりに考えてみました。

まずは企画です。
セミナーの企画は集客を意識して企画しますので、面白い切り口や切り取り方をされますよね。
そして、集客用の告知分を考えます。
タイトル、概要、内容、ターゲット、プロフィール…これらを集客を意識して書くクセでできているのでしょう。
しかも、出版企画書の項目とほぼ同じですから、企画書を書く場合も集客を意識して書いているんだと思います。
だから、出版でも面白い企画ができあがるんです。

次に原稿です。
セミナーで話し慣れている方は、何をどういう順番で話せば伝わるのか熟知されています。
どこでどんな話をすればウケるのかも…。
目の前で参加者の反応を感じながら話すわけですからね。
だから、原稿を書いてても、読みやすくて、面白い原稿を書けるんだと思います。

そして、最後に販促です。
一回でもリアルで会い、その人の話が面白かったら、ファンになります。
しかも、リアルで会っているので、ネットで集めたファンとは濃さが違います。
そういう方が本を出すわけですから、当然、応援してもらえるわけです。
セミナーをいろいろな土地で開催していれば、それなりのエリアに、それなりの数がいらっしゃることになりますからね。

ということで、最近、著者をプロデュースする時に、「セミナーはやってますか?」と必ず聞くようになりました。

それぐらい、セミナーをやっているかどうかは、出版する上で、重要なポイントだと思います。

逆に、出版したいのであれば、是非、セミナーをやってみてください。
いろいろなコトが分かるようになると思いますよ。


追伸:
本を出版するには…というブログもやってます。
よかったら、そっちも読んでみてください。


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Posted by 出版実現コンサルタント@山田 at 11:53 │出版するために